コラム9月号『”揉めない相続”のために』
9月に入ってもまだ気温は毎日30度以上。
夏の暑さは続いてはいますが、空の色や雲の様子は少しずつ秋の気配も出てきたようで、稲穂は黄色く色づいてきました。
それにしてもスーパーにお米が無いのはどうも解せない現象です。
お米は毎年余っていて、備蓄倉庫もいっぱいだった筈がこんな現象が起こるとは。
新米の季節で、美味しいお米が食べられる時期にお米がないなんて、寂しすぎます。
長くお付き合い頂いたオーナー様がお亡くなりになり、息子様が相続をされる事になりました。
息子様はお2人で、自宅と地続きの貸家を2人で共有する事を希望されています。
相続手続きのご相談に来られ、4か月後に準確定申告を提出する必要があるため、税理士さんをご紹介し依頼されました。
概算の計算からすると、相続税負担は無いように思えます。
現在揉めている様子もなく、遺産分割協議も半分ずつ相続する方向で進みそうに思います。
このケースでは「相続税の負担」「遺産分割の話合い」でのトラブルではなく、相続後のトラブルに目を向ける必要がある案件です。
相続コンサルタントの仕事は、将来への備えまで考えを向けて、事前に手を打っておく事に役割があります。
自宅は既に築30年以上経過しており、あちこち修理が発生しています。
ここに住んでいるのは弟さんだけです。
共有で相続した場合考えられるケースとして、
☆彡例えば大きな修繕が発生した場合どうなるでしょう☆彡
弟からすると、「共有なのだから修理費用も兄に半分出して欲しい」と考えるかも知れません。
兄からすると、「住んでいるのは弟だけなのだから修理費用は弟に負担して欲しい」と考えるかも知れません。
☆彡築35年以上経過した貸家も漏水で高額な費用負担が出るような場合☆彡
・兄はどうせお金がかかるならもう壊して建替えしたいと考える
・弟は大きな借金はしたくないから修理でいいと考える
共有とは、それぞれの責任と負担も主張も同等です。
兄だとか弟だとか、立場の違いは主張を通す材料にはなりません。
これが現実にもし発生してしまい、どちらも平行線の主張になったら前には進みません。
これが“揉める”というプロセスです。
コラム8月号『人気の”収益物件”造り』
◇◆夏季休業日のお知らせ◆◇
コラム7月号『安全で収益力の高い賃貸事業“あります”』
梅雨で湿気が凄くて、毎日空気も重いですね。
夜もエアコンを弱くても回しておかないと、寝苦しい毎日です。
昨日は室内にエアコンがない方が、熱中症で亡くなられたニュースがネットで報道されていました。
猛暑によって、家電が壊れる頻度が高くなる。エアコンも然りです。
この暑さで壊れてしまうと、入居者は室内に居る事も苦痛ですし、それが原因で熱中症になってしまったら大トラブルです。
当然に緊急手配を余儀なくされ、その手配に追われます。
季節クレームと言いますか、夏はエアコン、冬は給湯器のトラブルが集中します。
エアコン業者さんも緊急現場が増え、なかなか直ぐには動いて貰えません。その中で一日でも早く対応出来る業者探しに、半日は時間を費やしています。
見えない手配ではありますが、スタッフは進行中の仕事を止めて、業者探しの電話をあちこちしてくれています。
【いま手掛けている案件】
倉庫が老朽化し、解体した上で新築アパートの建築が始まった現場があります。
今年の秋には完成予定です。
計画から2年、銀行融資持込、融資条件交渉、測量、建築業者との予算交渉、賃料調査等…収益性があり周囲と競合しない、個性ある物件に仕上げました。
同じように老朽化した倉庫を解体し、分筆して売却でも建築でも可能にして、現在は新築アパートを計画して銀行に融資の持ち込みをしている物件もございます。
取引は可能になりましたが、収益性の向上を図るため事業の見直しを模索中です。
また別の物件では、築25年を経過したマンションの大規模修繕を実施するために、銀行融資の持ち込みをしこれから借入条件の協議に入る物件も。
この大規模修繕の際に、他にも付加価値をつけられる工事箇所がある事に気づき、再度着工前に修繕計画を練る事にしました。
私の仕事になりますが、
いま現在オーナー様達が所有されている資産は、フルに仕事をして稼いでいてくれてるだろうか。と考えるのがコンサルタントの仕事です。
オーナー様は、先代から引き継いだ不動産をそのまま保有しているだけなので、稼いでいるのか、収益力が適正なのかは分かっておられません。
朽ちそうなアパートで1室しか借主がいなくても、そのままです。
オーナー様は不動産の所有者であっても、不動産の活用の勉強をする機会がありませんから、何をしていいのかほぼ分からないままです。
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🌞エアコン試運転のススメ🥵
地鎮祭に立ち会わせていただきました
コラム6月号 『マネーローンダリング対策』
そんな中で、高額取引をする際には個人情報の提出を頻繁に求められていませんか?
違法な資金をカジノという場所で形を変え、正規の通貨として手元に戻すという作業です。
📱祝開店📱ドコモショップサテライト 蕨西口駅前:イリオスネット株式会社様
コラム5月号 『まずは知るべき、お金の怖さ』
相当な恨みなんだろうと思っていましたが、首謀者は娘の内縁の夫でした。
そしてこの夫婦も相当恨みをかっていたようで、いつ誰に狙われてもおかしくない日常だったそうです。
例えばスーパーで売れ残ったレモン等の果物を、子供達はタダで分けて貰い、それをジュースにして学校行事等で売るそうです。
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